日産自動車が国内販売を強化するため、全国に展開する販売店を再編することが11日、分かった。2022年度までをめどに数百億円規模を投資する。政令市に旗艦店を置いたり、大型商業施設に店舗を設けたりして販売店を5種類に分け、新たな顧客の獲得を狙う。

 商圏に応じて全国を200~300の地域に分け、約2100ある既存の販売店網を見直す。

 従来型の店舗に加え、政令市を中心に全車種を展示する旗艦店や、ショールームのようにブランド力発信を意識した店舗を設ける。多くの人が集まる大型商業施設内や、これまで販売店がなかった空白地帯への小型店の出店も検討する。

 日産によると、車を購入するまでに販売店に通う回数は平均2・6回で減少傾向にあるという。インターネットの活用など情報収集の手段が多様化しているためで、こうした変化に対応した販売体制を整える必要があると判断した。【共同】

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