九州経済産業局が発表した2016年の佐賀県内の百貨店、大型スーパーの販売額(速報、30店)は前年比1・4%増の652億5千万円で、2年連続で前年実績を上回った。総額の6割を占める飲食料品が野菜価格の高騰などで伸び、衣料品や宝飾品などの落ち込みをカバーした。

 商品別でみると、飲食料品は4・7%増の416億700万円。既存店ベースでも唯一、前年を上回った。同局は「個人消費は鈍いが、昨年秋以降に野菜価格が高騰したほか、共働き世帯の増加で価格の高い総菜が伸びて数字を押し上げた」と分析する。

 衣料品は5・3%減の118億7900万円。季節の変わり目に少し上向いたものの、年間を通して低調で、インターネット通販の台頭も影響した。化粧品や宝飾品などの「その他」も2・6%減と低迷した。

 同時に発表した県内のコンビニエンスストア(367店)の販売額は739億2100万円。15年7月に集計を始めたため年間比較はできないが、当初から23店増え、7月以降はすべての月で前年を上回った。

 前年比7店増のドラッグストア(82店)は1・8%増の374億5千万円。食品が好調で、集計を始めた14年から3年連続でプラスとなった。ホームセンター(49店)は3・1%増の203億3700万円、家電大型専門店(20店)は2・1%増の171億8千万円だった。

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