熊本地震で天井の一部が破損した鳥栖市学校給食センター=鳥栖市蔵上町

■給食施設で施工不良 市庁舎建て替えを表明

 4月の熊本地震の影響で完成して2年もたたない学校給食センターの天井板が一部剥落し、その災害復旧工事で施工不良とみられる箇所が見つかった。不良箇所確認後の対応が適切でなかったとして橋本康志市長ら特別職の減給、職員の処分へ発展した。市は専門家による検証委員会(4人)を年明けに立ち上げて剥落の原因と復旧方法、責任の所在などを調査する。

 地震関連では、市長が11月、熊本地震以降も地震が全国で頻発しているとして、公約だった温水プール建設を先送りし、防災拠点となる市庁舎を建て替える考えを表明した。

 長年の課題となっているJR鳥栖駅周辺整備事業では鳥栖駅を橋上駅に建て替えて周辺を一体的に整備する基本構想が3月決定し、基本計画策定へ向けた論議が本格化した。一方で現駅舎について市文化財保護審議会が文化財として「価値を有する」と答申して「現地保存」を提言した。ただ駅前広場を整備する駅西側の用地面積が十分でなく、駅舎の耐震性・防火面などの課題もあり、整備事業と駅舎の扱いをどう調整するかが焦点になる。

 待機児童対策で、新たに私立保育園3園が来年4月にオープンする。

 スポーツでは市出身の緒方孝市監督がプロ野球・広島を25年ぶりのリーグ優勝に導いた。久光製薬スプリングスは全日本バレーボール選手権4連覇とプレミアリーグ制覇を成し遂げた。サガン鳥栖はJ1参戦5年目のシーズンを11位で終了した。

〈5大ニュース〉

(1)給食施設の天井板剥落。復旧工事巡り市長ら減給、職員処分

(2)温水プールを先送りし市庁舎建て替えを表明

(3)鳥栖駅周辺整備の基本計画策定へ

(4)鳥栖駅舎、現地保存を提言

(5)緒方孝市監督の広島カープ、25年ぶりリーグ優勝

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