佐賀大学は4日、医学部附属病院の20代男性看護師が、病院内の更衣室ロッカーから同僚のキャッシュカードを盗んで現金10万円を引き出したとして、懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は7月27日付。

 大学によると、看護師は5月19日と24日の2回、ロッカーにあった同僚の財布からキャッシュカードを抜き出し、病院内の現金自動預払機(ATM)から5万円ずつ引き出した。

 同じロッカーで5年ほど前から現金が盗まれる事件が続き、昨年10月に防犯カメラを設置していた。ATMの防犯カメラの映像や出金記録と併せ、看護師の関与が特定された。

 看護師と同僚は友人関係で、知っていた携帯電話の暗証番号などからキャッシュカードの暗証番号を類推したという。ロッカーは共有で、鍵はかかっていなかった。大学の聴取に、看護師は現金を引き出したことを認めているという。同僚は被害届を出していない。

 山下秀一病院長は「綱紀粛正に努め、ロッカーに施錠するよう指導していく」と話した。

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