体操女子団体決勝 跳馬で13.100点をマークした鳥栖の橋本愛彩=山形県の酒田市国体記念体育館

 3年ぶりの決勝の舞台で、持ち前の総合力が光った。体操女子団体の鳥栖が予選から順位を上げて総合7位でフィニッシュ。6位入賞には一歩及ばなかったが、龍富貴夫監督は「チームとしていい演技ができた」とうなずいた。

 メンバーの病気や補欠の故障で団体の編成に悩んだ。団体成績は4人中上位3人の合計得点で決まるため、3年の橋本愛彩と社家間楓花、1年の野口祐美賀に勝負の行方が託された。

 最初の演技は、やや不得手という段違い平行棒。点数は伸び悩み、続く平均台では同種目を得意とするエース橋本が「成功率7割」という技で落下してしまった。

 それでも、「ウイークポイントからのスタートだったので、心にゆとりが持てた」と龍監督。後半気持ちを切り替え、床運動は全員が12点台。ラストの跳馬は切れのある演技で13点前後をマークし、「4人目」の北村果穂も13・300点と高得点をつけ、龍監督が満面の笑みで迎えた。

 今チームについて主将の橋本は「2年生がいなくて、まとめるのが難しかった」と語る。最後の総体にかける3年生と、初陣に臨んだ1年生。お互いの思いが実を結び、橋本は「国体や全日本ジュニアへ向けてさらに完成度を高めたい」と意欲をのぞかせた。

=成績=

 ▽女子団体総合(7)鳥栖(橋本、社家間楓、野口、北村)149・450点

 ▽同個人総合(25)野口祐美賀(鳥栖)50・850点(跳馬13・300、段違い平行棒12・400、平均台12・400、床運動12・750)(44)橋本愛彩(鳥栖)49・100点(跳馬13・100、段違い平行棒11・950、平均台11・450、床運動12・600)(46)社家間楓花(鳥栖)49・000点(跳馬12・800、段違い平行棒11・850、平均台12・150、床運動12・200)(80)北村果穂(鳥栖)34・900点(跳馬13・300、段違い平行棒10・300、平均台11・300、床運動0・000)

 ▽同種目別跳馬(31)野口祐美賀(鳥栖)13・300点(31)北村果穂(鳥栖)13・300点(37)橋本愛彩(鳥栖)13・100点(43)社家間楓花(鳥栖)12・800点

 ▽同種目別段違い平行棒(39)野口祐美賀(鳥栖)12・400点(53)橋本愛彩(鳥栖)11・950点(58)社家間楓花(鳥栖)11・850点(71)北村果穂(鳥栖)10・300点

 ▽同種目別平均台(26)野口祐美賀(鳥栖)12・400点(35)社家間楓花(鳥栖)12・150点(55)橋本愛彩(鳥栖)11・450点(56)北村果穂(鳥栖)11・300点

 ▽同種目別床運動(28)野口祐美賀(鳥栖)12・750点(32)橋本愛彩(鳥栖)12・600点(50)社家間楓花(鳥栖)12・200点(81)北村果穂(鳥栖)0・000点

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