就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)は9日、2018年3月卒業予定の大学生の就職内定率が、主要企業の採用面接などが解禁されたばかりの1日時点で61・0%だったとの調査結果を発表した。

 内定率は就職を希望する学生のうち、内定を取得した人の割合で、17年卒の昨年同時期より9・7ポイント高い。人手不足を背景に、企業が優秀な若者を早期に確保しようと前のめりになっているのを裏付けた形だ。

 リクルートキャリアは「なかなか人員を確保できないことから、企業が危機感を持って採用計画を前倒ししている」と分析している。

 内定率を文理別で見ると、文系は56・2%、理系は71・7%。男女別では、男子学生が60・8%、女子は61・4%だった。

 経団連は加盟企業向けの指針で、会社説明会の解禁を3月1日、面接などの選考活動の解禁を6月1日としている。ただ、非加盟の外資系やIT系企業などが、経団連の日程にとらわれずに早期に内定を出しており、加盟企業にも内定を約束する動きが出ている。

 調査は6月1日から5日にかけてインターネットで実施し、1218人が回答した。【共同】

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