九州電力労働組合が2017年春闘で、賃金水準の底上げにつながるベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分として月額3千円と、賞与(一時金)4・1カ月分を求める方針を固めたことが9日、分かった。2月下旬に会社側と交渉に入り、3月中旬までの妥結を目指す。

 政府が企業に賃上げを要請していることを踏まえ、ベアは昨年から千円要求を引き上げた。賞与は昨年の4・09カ月分とほぼ同水準とした。16年春闘では、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働による九電の収益改善を受け、ベア要求を7年ぶり、賞与要求を4年ぶりに復活。九電は一時金3・5カ月を支給したが、安定経営には玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働が不可欠として、ベア要求には応じなかった。【共同】

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