明治安田生命保険は夏休みに使うお金のアンケート結果を27日発表し、今年の平均は前年比4964円減の8万4332円となり、4年ぶりに減少した。2006年の調査開始以来、最高額だった前年から一転して落ち込んだ。

 明治安田の小玉祐一チーフエコノミストは「新興国経済の減速や円高でボーナスが減っており、家計は節約志向を強めている」と分析した。英国の欧州連合(EU)離脱問題など、世界経済を巡る不安なニュースも影響したようだ。

 関東と近畿、東海の三大都市圏の平均は9万2548円と、その他の地域の平均を2万5213円上回った。地域別では、東海と甲信越・北陸の2地域が前年より増えたが、東北や九州・沖縄など6地域は減少した。

 同時に尋ねた夏休みの過ごし方(複数回答)では、「自宅でゆっくり」が68.9%で、前年に続いてトップだった。2位は32.2%の「国内旅行」、3位が28.1%の「帰省」となった。「海外旅行」は6位で9.8%。行き先はテロなどへの不安を背景に欧州が下がり、アジアや北米が上がった。

 調査は6月29日~7月4日にインターネットで実施し、20~59歳の男女1117人が回答した。【共同】

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