■平戸市議会に続き2例目

 長崎県松浦市議会は12日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)3、4号機の再稼働に反対する意見書を全会一致で可決し、政府に送った。避難対象となる半径30キロ圏内に位置する長崎県内4市で反対の意見書が可決されるのは、平戸市議会に続いて2例目。

 意見書は渋滞や橋の老朽化といった避難経路に関する不安を挙げ「自治体任せとなっている避難計画や方法が国の責任で確立されなければ、市民の安全と安心を確保すべき環境が整えられたとはいえない」とした。

 東京電力福島第1原発事故にも触れ「原因の究明がなされていない。震災を教訓とした国の諸制度の改正もされていない」と指摘した。松浦市は避難に時間を要する三つの有人離島を含め全域が玄海原発から30キロ圏内に入り、最も近い地区は約8・3キロの距離にある。【共同】

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