唐津湾沖での海砂採取の限度量見直しで、佐賀県は、県内の建設工事などに必要な量を上限とすることを柱とした案についてパブリックコメント(意見公募)を実施している。締め切りは8月5日。

 唐津湾沖の許認可を巡っては、2012年に発覚した違法な超過採取量に相当する160万立方メートル分をペナルティーとして17年まで6年間かけて減らす。12~16年は年間の許認可量130万立方メートルを100万立方メートル、17年は120万立方メートルとしている。

 県は、県内の海砂需要量将来推計で19年は約85万~92万立方メートルと予測しており、同じ水準に抑えたい意向を示している。見直し案は、九州新幹線長崎ルートなど大型投資や災害時の需要に対応するため、限度量に「一定の余裕量を見込んで設定する」としている。

 数年ごとに見直し、代替材料の利用状況を踏まえて徐々に削減する方向で検討する。削減する場合は、海砂の単価上昇や県内への供給が困難にならないよう配慮することも盛り込んだ。

 県はパブリックコメントを踏まえて年内に制度を見直し、来年からの適用を目指す。

 意見の記入様式は自由で、氏名や住所の記入不要。提出はメール(kasensabou@pref.saga.lg.jp)や郵送などで。問い合わせは県河川砂防課、電話0952(25)7161。

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