小学生への伝え方などについて学ぶ受講者=佐賀市の市民活動プラザ

 小学校に出向いて、がんについて教えるボランティアの養成講座が10日、佐賀市で始まった。小学生の頃から、がんへの理解を深め、家族のがん予防や早期発見にもつなげることが目的。受講したがん体験者らが、伝え方などを学んだ。

 講座では多久市の東原庠舎(とうげんしょうしゃ)西渓校の南里美紀江副校長が、小学生の段階からがんについて教えることの重要性を指摘。「がんは特別でなく身近な病気。がん体験者から、正しい知識を伝えてほしい」と語った。

 参加した荒木さとみさん(48)は「乳がんの手術から11年。再発せず、この経験を生かせたらという気持ちになってきた。子どもたちに、がんの早期発見や予防につながるような、種をまくことができたら」と話した。

 講座は8月まで。その後、県内の各小学校でボランティアが授業を行う。

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