休憩時間、子どもたちに囲まれる池田さん=多久市の中央小中学校

 佐賀市の県立美術館で個展を開催している画家の池田学さん(多久市出身、米国在住)が10日、母校の多久中央小中学校で講演した。「やり続けた先に熱中できるものと出会える」と、創作活動の原点にある継続の大切さなどを伝えた。

 新作「誕生」にかけた約3年の歳月を振り返り、「多くの人から活力をもらって完成できた。絵を通して心動いてくれたなら、毎日頑張って描き続けて良かったと思える」と話した。中学時代のサッカー部の思い出話では「万年補欠だった」と告白。猛練習でリフティングの技術を磨き、「途中でやめずに練習し続けたのは今の性格にもつながっている」と語った。

 同校と多久東部中の生徒ら約500人が聴講し、休憩時には池田さんを囲んで質問攻めにしていた。多久中央小6年の渡辺涼(すず)さんは「世界的に活躍する雲の上の存在。絵の一つ一つにいろんな思いを込めているのが伝わってきた」と目を輝かせていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加