各部門1位入賞者。左から鐘ヶ江さん、手嶋さん、前田さん、草野さん=神埼市の西九州大神埼キャンパス

■県内高校大学生作文・川柳・写真作品コン

 県内で福祉を勉強する高校生、大学生らを対象とした作文・川柳・写真コンテストの優秀作の表彰式が5日、神埼市の西九州大学であった。厳しさが強調されがちな介護福祉の現場のイメージを変えていこうと、「介護」をテーマに前向きな思いのこもった作品が表彰された。

 コンテストは、西九州大などでつくる日本介護福祉士養成施設協会九州ブロックが本年度初めて開催。作文、写真、川柳の3部門に492点の応募があった。

 作文の高校1位は鐘ケ江愛貴(あいき)さん(神埼清明1年)の作品。視力をなくした祖母のサポートをきっかけに福祉の現場を目指す鐘ケ江さんは「人はいつか老いる。感謝の気持ちを人から人へと受け継いでいくことが、人を支える心になる」と、介護の本質を鋭く温かく表現した。

 川柳部門では高校1位の手嶋ひよりさん(佐賀女子2年)が「手のひらに 込めた気持ちは 信頼感」と、介護の仕事に不可欠な信頼感を、さりげない言葉で強調した。写真部門も魅力的な作品が並んだ。

 表彰を受けた鐘ケ江さんは「率直につづった思いが評価を受けてうれしい。これから学び続けていく励みになる」と、笑顔を見せていた。表彰式後には入賞者同士の交流会があった。

 ▽1位入賞者(敬称略)

 【高校の部】作文1位 鐘ケ江愛貴▽写真1位 前田優佳(嬉野3)▽川柳1位 手嶋ひより

 【短大・大学の部】川柳1位 草野鈴音(西九州大短大部1)

 (他の入賞者は後日、みんなの表彰に掲載する)

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