強い台風5号は5日、勢力を保ちながら九州の南海上を北寄りに進み、鹿児島県の奄美大島では1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るなど、大荒れの天候となった。今後は進路を北東に変え、6日朝に九州南部に接近して上陸し、中四国や近畿を縦断した後、8日にかけて日本海へ抜けるとみられる。佐賀地方気象台によると、佐賀県内は、早ければ6日の朝から昼前にかけて風速15メートル以上の強風域に入る可能性があり、7日未明に最接近する見通し。

 速度が遅いため影響が長引く恐れがあり、気象庁は、西日本を中心に大雨による土砂災害や河川の氾濫、暴風などに厳重な警戒を呼び掛けた。

 奄美大島の瀬戸内町では住宅への浸水被害があり、約5千世帯の約9千人に避難指示が出た。同町と奄美市では土砂崩れによる通行止めで孤立状態となる世帯もあった。【共同】

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