相撲団体予選2回戦・多久-鳥取城北 相手の押しに耐える多久の先鋒・廣川大輝=宮城県大崎市の鳴子スポーツセンター

相撲個人決勝トーナメント進出者決定1回戦 相手の攻めをこらえる清和の外尾祐樹(左)=宮城県大崎市の鳴子スポーツセンター

 ▽団体予選2回戦

鳥取城北(鳥取)/5-0/多久(佐賀)

○/深沢/よりたおし/広川/ 

○/小関/おしだし/中村/ 

○/石岡/おしだし/野田/ 

○/村上/うわてだしなげ/岡/ 

○/志戸/つきだし/副島/ 

 ▽同予選3回戦

小牛田農林(宮城)/5-0/多久(佐賀)

○/佐藤/よりたおし/広川/ 

○/三浦/おしだし/中村/ 

○/佐々木夕/よりきり/野田/ 

○/下山/よりたおし/岡/ 

○/今田/おしだし/副島/ 

 ▽個人決勝トーナメント進出者決定1回戦

津志田亜睦(岩手・平館)/つきだし/外尾祐樹(佐賀・佐賀清和)

■「助っ人集団」奮闘

 10年ぶりに県総体を制して全国総体に挑んだ多久は、予選で3敗を喫した。正式な部員はおらず、メンバーは柔道や剣道、野球など他競技からの「助っ人集団」。柔道部員だった廣川大輝は「1勝もできなかったが、練習してきたことは出せた」と明るく答えた。

 前日の1回戦は名門の三本木農(青森)、この日の2回戦は優勝候補の鳥取城北と立て続けに強豪と対戦。2回戦では筋骨隆々の先鋒・廣川が、巨体の相手に果敢に足をかけて揺さぶる場面もあった。

 小形祥三監督は「相手が大きくて怖かったと思う。でも、みんな格上に対してよく戦った」と納得の様子だった。

■9年ぶり予選突破

 相撲個人で決勝トーナメント進出者決定1回戦に挑んだ外尾祐樹(清和1年)は第1試合に登場。立ち合い激しくぶつかった後、突っ張りを繰り出す相手に思うように組ませてもらえず、突き出しを受けて土俵を割った。

 「まわしを取りたかったが、さすがに全国レベルの相手は強かった」。してやられたといった感じで外尾は苦笑いした。

 武雄育ちで小学6年から北方クラブで相撲を始め、いまは187センチ、75キロのスリムな体に。寄り切る相撲を得意とし、7月の全九州大会は80キロ未満の部で準優勝した。

 県勢の全国総体個人予選突破は、大相撲力士の古場(多久高出身)以来9年ぶり。外尾は「1年生で出ることができてよかったし、楽しかった」と答え、来年以降の総体にも意欲を見せた。

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