バルーンの係留飛行をプレゼントしたパパラギの柴田和行さん(右)=宮城県仙台市の高砂中学校校庭(提供)

 佐賀市のバルーンクラブパパラギ(江頭和恵会長)のメンバー8人が17と18の両日、宮城県仙台市に出張し、東日本大震災後、佐賀発の支援と被災者をつないでいる関係者らに係留飛行をプレゼントした。重いバスケットは現地のクラブに借り、イベント運営は東北大の学生に協力してもらうなど力を合わせ、予定のほぼ2倍の180人が空の旅を楽しんだ。

 係留飛行は、震災後、佐賀からの支援活動を仙台市でコーディネートしてきた佐賀市出身の砂子啓子さん(42)が発案した。去年の秋ごろから計画を進め、実行に移した。

 会場は仙台市立高砂中学校の校庭。開催当日の天気予報は風が強く雨も降る悪天候で、開催が危ぶまれた。しかし、初日は何とか曇りで飛行でき、2日目は快晴。予定した百人だけでなく、係留飛行の話を聞き付けて訪れた人たちも次々にバルーンに乗った。

 球皮は事前に送っておいたパパラギのものを使ったが、バスケットは仙台市のバルーンクラブに頼んで借り、運営は東北大のバルーンクラブらも協力し、多くの人を乗せて喜ばせた。

 パパラギの柴田和行さん(42)は「バルーンは一人では飛べない」と協力を喜び、「最終日は快晴で、ゆっくり楽しんでもらえて本当によかった」と笑顔を見せた。企画した砂子さんは「感無量の一言。参加者の笑顔がとても印象に残った」と話した。

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