西日本鉄道(福岡市)が4月をめどにグループ会社が運営する鉄道運賃に、精神障害者割引を導入することが10日、分かった。大人料金に関して一律5割引きとする。国土交通省などによると、JR6社や大手私鉄16社のうち、鉄道運賃にこうした割引制度を適用するのは初めて。西鉄は路線バスにも同様に適用する。

 切符の購入などの際に精神障害者保健福祉手帳を提示すれば、割引が適用される見通し。

 厚生労働省などによると、2016年3月末時点の全国での精神障害者保健福祉手帳交付数は約86万件、福岡県では約5万7千件を交付している。西鉄は「減収にはなるが、割引で利用が増えれば社会参加の後押しにつながる」(広報)として導入を決めたという。子ども料金の割引に関しては別途、検討する。【共同】

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