子育てのヒントをアドバイスした勉強会=嬉野市中央公民館

■親の負担減、大切 県が9月から講座

 子育てや子どもの発達への不安や悩みについての勉強会が21日、嬉野市中央公民館であった。自閉症や学習障害など発達障害のある子どもやその家族を支援するNPOそれいゆ(佐賀市)で子育て相談を担当している2人が講演し、子育てが思い通りいかずに悩む母親らにアドバイスを送った。

 江口寧子事務局長は「子育てを頑張らない」と題して、親の負担感を減らす大切さを説いた。「子育ての大前提はお母さんの幸せ。親としてこうあらねばと思い過ぎないで」などと語りかけた。

 また発達臨床心理士の野間康美さんは、子どもに指示を出す際のこつを伝授。「『静かにして』ではなく、『お絵かきか絵本で遊んで』と行動を具体的に指示して。やめてほしいことではなく、してほしいことに視点を変えて考えて」と助言した。

 県の「子育てし大県(たいけん)“さが”プロジェクト」の一環で、子育てに悩む親の支援を目的に県障害福祉課が主催した。今回は導入と位置付け、さらに具体的な子育てのヒントを伝える全5回の講座を9月5日から来年1月30日まで開く。

 3人の子を持つ参加者(32)=嬉野市=は「子どもの行動がよく分からず、言っても聞いてくれずに私は怒ってばかり。子どもの頑張りも認めて、なるべくほめてあげるようにしたいと思った」と話していた。講座の申し込みは8月19日まで。受講希望や問い合わせは同課、電話0952(25)7064。

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