塚部芳和市長にDVDを手渡す渕上康児社長。右は番組を制作した福田千春さん=伊万里市役所

 伊万里ケーブルテレビジョン(渕上康児社長)は20日、防災への備えを訴えた自社制作番組「2×××年 伊万里地震に備える」をDVDにして伊万里市に寄贈した。小中学校や公民館などで防災教育に役立ててもらおうとパンフレット付きの50部を準備し、同社創立50周年記念の一環として贈った。

 番組は4月の熊本地震発生をきっかけに制作した。企画から被災地の現地取材、ナレーションまでを手掛けた福田千春さん(27)は「伊万里はこれまで地震がない地域と思っていたが、熊本地震では知人が被災者になり、人ごとじゃないと感じた。もしもに備えるべきだと思った」と話す。

 31分間の番組で、市西部にある「楠久断層」を震源に、最大震度6強が発生した想定で市の災害時計画と現状をチェックした。熊本地震で震度7を2回記録した益城町の取材も交えながら備えの重要性を訴えた。

 番組は5月23日から放送を開始した。視聴者の反響が大きく、「ぜひ映像を使いたい」という声が寄せられ、創立50周年の感謝の気持ちも込めてDVD化を決めた。塚部芳和市長に手渡した渕上社長は「ぜひ学校や公民館などで啓発に活用してほしい」と話した。

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