出土品や模型などの展示品を見る来場者=佐賀市川副の佐野常民記念館

 三重津海軍所跡が世界遺産登録1周年を迎えたのに合わせ、佐賀市川副町の佐野常民記念館で「蒸気船を修理する施設展」が開かれている。出土品や蒸気船の模型を展示し、三重津を中心に日本各地のドックの魅力を伝えている。9月4日まで。

 三重津海軍所跡は昨年7月、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」として世界文化遺産に登録された。ドックと呼ばれる遺構は、早津江川河川敷の地下に埋まっており、「見ることのできない世界遺産」として知られる。

 企画展では、当時の洋船で使われていたロープや銅板を展示。写真やパネルを使って、砂と土を交互に積み、貝殻を混ぜて軟弱地盤を固めた仕組みを説明している。

 鳥栖市から訪れた60代の男性は「初めて来たが素晴らしい。ドライドックの仕組みがよく分かった」と話していた。毎週月曜日休館。閲覧料は大人300円、子ども100円。

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