香港国際茶展インターナショナルティーフェアで、最高賞のベストアロマ賞を受賞した「RELATION TEA」の坂元則之代表(左)=香港コンベンション&エキシビションセンター

 8月に開かれた香港国際茶展インターナショナルティーフェアで、武雄市山内町の製茶加工「RELATION TEA」(坂元則之代表)が出品した「うれしの茶」の玉緑茶が、全部門の出品茶の中で最も優れた香気を持つ茶に贈られる「ベストアロマ賞」を受賞した。

 渋みが少なく、うま味に優れた品種「さえみどり」をベースに茶葉をブレンド・焙煎(ばいせん)した。口に含んだときに感じる甘みと鮮烈な香り、余韻が楽しめ、素材の良さを生かしたバランス「黄金比」を追究した成果が実を結んだ。

 茶展は8月17~19日、緑茶や紅茶、ウーロン茶、プーアール茶など7部門で開催。日本や中国、スリランカなどから121社が出品し、ブラインドテイスティングで審査した。今年で9回目で、世界各国から例年1万5千人以上ものバイヤーが集まる一大イベントとなっている。

 同社は、嬉野市の坂元製茶舗の輸出戦略を担う部門として2年前に設立され、独立。坂元代表は台湾の茶師の資格を取得するなど外国人の嗜好(しこう)の研究を続け、2年前の同展・緑茶部門で2位に入っている。

 坂元代表は「初出品以来目指してきた賞で、輸出向け商品の基本形が完成した。アジア市場へのうれしの茶のPRにもなった」と喜びをかみしめる。

 受賞茶は限定品で数量が少ないため小売りしていないが、現在は「佐賀牛Sagaya銀座」のコース料理の食後茶として提供されている。

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