石井啓一国土交通相(右)に地図を使って政策を提案する山口祥義知事=東京・霞が関の国交省

 佐賀県の山口祥義知事は29日、東京・霞が関で森山裕農相や石井啓一国土交通相と面会し、28兆円超の規模とされる政府の新たな経済対策への反映を目指し、交通ネットワークの整備や農林水産業の基盤整備など11項目の政策を提案した。

 農水省では、防災機能を持つクリークや老朽化したため池の補修に予算を配分し、農村地域の防災力を向上するよう求めた。森山農相は「今、補正予算の(編成の)詰めをやっている。しっかりやりたい」と答えた。

 国交省では、国直轄事業の有明海沿岸道路の大川-佐賀区間、県が主体の佐賀-福富区間への予算の重点配分や、設置数全国1位の排水機場の老朽化対策を提案した。山口知事は6月下旬に路面が陥没した有明海沿岸道路の芦刈南インターチェンジについても言及し、原因を調査中であることを説明した。

 このほか、自民党本部では稲田朋美政調会長にも面会した。提案終了後、山口知事は「(本年度第2次)補正予算に経済対策がかなり含まれるということで、どうしても前に進めたい事業を説明した。(両大臣とも)佐賀のことは理解していただいていると感じた」と手応えを語った。

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