男衆が力を合わせて担ぐ小友祇園祭の巨大山笠=唐津市呼子町小友

 「海を渡る山笠」で知られる唐津市呼子町小友の小友祇園祭が5、6日にあり、男衆約50人が巨大な山笠を勇ましく担いだ。台風5号の影響で、最大の見せ場の海入りは両日とも断念した。

 地元の八坂神社の夏祭りで、「牛若丸」「川中島の合戦」をテーマに飾り付けられた山笠は、集落の民家よりも高い15メートルで、重さは3トン。威勢よく山笠を前後に揺らすなどして、港町の細い道などを進んだ。

 干潮に合わせて海に入るが、台風接近による高潮で海面が高く、風も強かった。断念したことは過去にもあり、小友祇園保存会の藤松恵次会長(68)は「海を渡る山笠だから、海に入れないのは寂しい。でも、倒れるようなことがあれば、簡単に逃げられないからね」と残念そうに話した。

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