青竹を打ち鳴らして厄を払うカセドリ=佐賀市蓮池町の熊野権現神社

 佐賀市蓮池町の伝統行事「見島のカセドリ」(国重要無形民俗文化財)が11日夜、同町見島地区であった。笠(かさ)と藁蓑(わらみの)を身にまとい神の使い「加勢鳥(かせどり)」に扮(ふん)した青年が家々を回り、青竹を打ち鳴らして厄払いした。

 370年ほど前から続く小正月の行事。つがいの鳥に扮した園田公成さん(25)と糸山慎也さん(19)が勢いよく民家に駆け込み、かがみ込んで長さ1・7メートルの青竹を打ち鳴らした。

 顔を見ると縁起がいいとされ、家人は茶を出しながらカセドリの顔をのぞき込んだ。初めて見たという芙蓉小3年の山下竜輝君(9)は「音が大きくてすごかった。これで元気に過ごせそう」と話した。

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