日本代表の合宿でラインアウトの練習をする副島亀里ララボウラティアナラ選手=鹿児島県の鴨池陸上競技場

リオオリンピックへの意気込みを語る副島亀里ララボウラティアナラ選手=鹿児島県の鴨池陸上競技場

■走りと高さ武器 トライ量産狙う

 来日以来の夢だった「桜のジャージー」を身にまとい、リオのピッチに立つ。ラグビー男子7人制の副島亀里ララボウラティアナラ(33)=佐賀市=。「パワーラン、高さという自分の特徴を生かし、チームのメダル獲得に貢献したい」と意気込む。

 190センチ、92キロ。フィジー出身の33歳。妻彩さんとの出会いをきっかけに09年に来日し、佐賀市の建設会社で道路工事の仕事に携わりながらラグビーに取り組んできた。

 転機は14年の長崎国体。トライを量産し県チームを初優勝に導くと、大会MVPのこの活躍が日本代表関係者の目に留まり、同年12月代表合宿に初招集された。

 初めはトップレベルのパワー、スピードについていけず苦労した。厳しいトレーニングは吐き気を覚えるほどだったが、「(年齢的には)五輪を目指すラストチャンス」と奮起。ハイレベルなラグビーを求めていただけに「毎日が夢のような空間」でもあった。

 合宿と遠征でなかなか佐賀に戻れない日々の中、一番の楽しみは練習の合間にスマートフォンのビデオチャットで家族と話す時間だという。3月には三男里桜(りお)くんが生まれた。「佐賀で応援してくれる家族や仲間を、自分のトライで大喜びさせたいね」。人懐っこい笑顔で活躍を誓う。

=リオ五輪特集=

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