紀元節復活反対を訴え、街宣に出発する佐賀地区平和運動センターのメンバーら=佐賀市の自治労会館

佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれた県奉祝会の奉祝式典

■奉祝、反対派 式典や街頭活動

 「建国記念の日」の11日、佐賀県内で奉祝、反対派がそれぞれ式典や街頭活動を行った。改憲に賛同する勢力が衆参両院で発議に必要な3分の2以上の議席を占める中、国や憲法のあり方についてそれぞれ主張を繰り広げた。

 建国記念の日県奉祝会と日本会議県本部は佐賀、武雄、唐津の3市で式典を開催。このうち佐賀市のメートプラザ佐賀では、石井順二郎県奉祝会会長(日本会議県本部会長)が「戦後、日本はまったく違う世の中になった。占領期間中に日本人は洗脳されたとつくづく感じる。教育の結果ではないか」と述べ、戦後教育を問題視した。「憲法に、日本建国の理想が盛り込まれることを強く要望する」とする決議を採択した。

 県平和運動センターは県内各地で集会を開き、チラシを配布して紀元節復活への反対を訴えた。佐賀市では、佐賀地区平和運動センターの野中康弘副議長が「以前は紀元節という呼び方で、天皇のもとに国民が一致団結し、数々の戦争に突入した過去がある。平和や憲法について考えよう」と呼び掛け、街宣車で住宅地を回った。このほか県民集会実行委員会や日教組九州地区協議会が、同市で紀元節復活反対の集会を開いた。

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