自転車シミュレーターを使った講習を見守る参加者=佐賀市久保泉町の運転免許試験場

 子どもや高齢者に自転車の安全な乗り方を教える指導員の養成講習会(県交通安全協会主催)が5日、佐賀市久保泉町の運転免許試験場で開かれた。学校の教員や各地区の交通指導員ら約50人が参加し、自転車事故の実態や、日頃の点検、整備の大切さを学んだ。

 講習では、講師を務める自転車の整備士がパンク原因の9割がタイヤの空気が足りないことを説明した。県警交通企画課の担当者は、自転車が関係する県内の交通事故(6月末時点)は369件で、うち5割超の202件が出合い頭の事故であることを紹介。原因について、「自転車は車両である」という意識が薄いことに触れ、交通ルールを守る意識を徹底するよう呼び掛けた。自転車のシミュレーターを使った危険予測体験などもあった。

 鳥栖小教諭の堤大之介さん(27)は「乗り方によっては被害者だけでなく加害者にもなることを子どもたちに伝えたい」と話した。

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