佐賀県議会が再稼働容認決議案を可決したことを受け、山口祥義知事は閉会後、記者団の取材に応じた。主なやり取りは次の通り。

 -傍聴席から怒号が飛び交う中で、再稼働を容認する決議案が可決された。受け止めを。

 山口知事 県民の代表である県議会の決議なので、極めて重く受け止めている。県民説明会の時から、本当に再稼働反対という強い気持ちの皆さんがいることは感じており、そういう声を胸に刻んで、しっかりと対応していきたい。

 -きょうの決議で、知事が判断の前提としている「県民の理解」は得られたと捉えていいのか。

 知事 県議会の意思表示は私からお願いし、審議の結果、決議が出された。「重く受け止める」ということで理解してほしい。

 -反対の声には、どのように向き合うのか。

 知事 福島の事故を受けて、不安の声が多いのは感じている。しっかりと受け止め、何よりも安全が大事なので、(九電に)取り組みを促す。われわれとしてやれることをやっていく。

 -今後のスケジュール、判断時期は。

 知事 基本的には2点。1号機の廃炉も含め、九電がいかなる姿勢で原発と向き合うのかは大きな要素で、できれば(玄海原発に)瓜生社長も来てもらい、考えを聞きたい。経産相とのやりとりもある。その後、私が意思を表明する流れだと思う。(両者から)しっかりと対応できるとの返事があれば(最終判断は)4月中の可能性が高いと思う。

 -長崎県内を含め周辺4市が反対している。

 知事 私は佐賀県知事としての職責を全うする。立地県として福岡、長崎でさまざまな声があることも意識しながら考えていくが、そのような声には福岡、長崎の知事が受け止めて対応するのが基本だと思う。

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