遺物を使いながら縄文時代の当時の様子を説明する西田さん=佐賀市の東与賀小学校

■東名遺跡の出前授業

 国史跡に指定された約8千年前の湿地性貝塚「東名(ひがしみょう)遺跡」(佐賀市金立町)に関する出前授業が11日、東与賀小学校(梶原紳一校長)であった。6年3組の児童31人が遺物に触れながら、縄文時代の文化を学んだ。

 佐賀市文化振興課の西田巌さん(50)ら市の職員3人が、湿地に残された木の実やシカの角、貝殻などを紹介しながら、8千年前の生活の様子を解説した。西田さんは「縄文人は自然を大切にしてきた人たち。歴史を学んで新しいことに生かしてほしい」と呼び掛けた。授業を受けた吉田壮汰君(11)は「骨などは普段は触れないので貴重な体験。勉強になった」と感想を話した。

 出前授業は同遺跡の知名度が低いことを受けて始まり、今回で6回目。歴史の授業が本格的に始まる6年生を対象に実施し、5月までをめどに市内の14校を回る。

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