川の生き物を捕まえる子どもたち=有田町戸杓地区

 有田町戸杓地区を流れる戸杓川の生き物観察会が7月31日、開かれた。小学生26人と地区の住民が昆虫の幼虫やエビ、魚などを網ですくい、多くの生き物が住む豊かな自然を感じていた。

 川に入った子どもたちは、水草の周辺を網で探ったり、石をひっくり返しながら「捕まえた」「そっちに逃げたぞ」などと歓声を上げた。住民や保護者も童心に帰って生き物を探した。

 採集後は戸杓公民館で生き物を分類。県立宇宙科学館学芸員の伊藤辰徳さんに教えてもらいながら、カゲロウやトビゲラなどの名前を調べた。県内で絶滅危惧(2)種類になっているスズキ科の魚「オヤニラミ」も捕獲。参加した伊藤琴羽さん(有田中部小4年)は「魚が思ったより多くいた。捕まえるのが楽しかった」と話した。

 住民でつくる「戸杓の自然を守る会」(岩永康隆会長)が、夏休みの子どもたちと地区の環境の良さを再認識しようと、昨年に続いて開いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加