切木ボタン切手を企画した田口局長(左)とボタン所有者の出さん。手に持つのが、切手シートを拡大したポスター=肥前市民センター

 日本郵便九州支社が、唐津市肥前町のボタンとシャクヤクをあしらった切手の販売を始めた。同町の切木郵便局の田口功一郎局長(39)が地域貢献の思いをこめて企画。切手シートにはいろは島や大浦の棚田の写真を載せ「町を訪れるきっかけになれば」と話している。

 82円切手10枚が1組で、県の天然記念物に指定されている「切木ボタン」やシャクヤクなどの写真を使っている。大浦の棚田といろは島の風景写真も美しい。

 春の恒例イベント「ぼたんと芍薬(シャクヤク)まつり」に切木郵便局が出店している縁で実現した。会場の公園「ぼたんと緑の丘」は、4月から2カ月間で例年約1万人が入場しているが、昨年は熊本・大分地震の影響で約7000人に落ち込んだ。田口局長は「郵便局として何か応援したかった。切手をきっかけに『肥前町ってどんなところだろう』と興味を持ってくれれば」。

 肥前市民センターで10日にあった切手贈呈式では、切木ボタン所有者の出直(いですなお)さん(57)が受け取った。出さんは「話を聞いた時は驚いたが、きれいにできている」と喜んだ。

 切手は、一部の簡易郵便局を除いた唐津市と東松浦郡、伊万里市と有田町の全郵便局52局で1300円(税込み)で販売している。

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