民進党の代表選に挑む枝野幸男氏(左)と前原誠司氏=31日夜、東京都内

 民進党代表選は1日午後、東京都内のホテルで開く臨時党大会で投開票される。国会議員と国政選挙の公認内定者が投票し、郵便投票による地方議員や党員・サポーターの「地方票」と合わせて新代表を選出。共同通信社の調査では、前原誠司元外相(55)が国会議員の6割、内定者の過半数の支持を固めて枝野幸男元官房長官(53)をリードしている。地方票は国会議員らの影響を受ける傾向があり、前原氏が選出される公算が大きい。

 前原氏は8月31日夜、東京都内で開いた陣営の決起集会で「皆さんの能力を発揮する役を務めさせてほしい。党を再生するという思いを強く持って頑張る」と訴えた。枝野氏も決起集会で「民進党は最大の危機を迎えている。自分が立つしかない」と支持を呼び掛けた。郵便投票は30日必着で締め切られた。

 国会議員(142人)では、前原氏が約90人の支持を集めた。枝野氏は約40人にとどまる。公認内定者(127人)も約65人の支持を固めた前原氏が、約25人の枝野氏よりも優勢だ。47都道府県連幹部への共同通信の聞き取りでは前原氏が枝野氏を上回る傾向が出た。

 党大会では両候補がそれぞれ演説した後、郵便投票の開票結果を公表。その上で国会議員と公認内定者が投票する。ポイント制で、国会議員に各2ポイント、公認内定者に各1ポイントを付与。1543人の地方議員に209ポイント、22万8753人の党員・サポーターに231ポイントが割り振られ、ドント方式で候補者に配分する。離党や除名の国会議員や公認内定取り消しの1人を除く総数851ポイントを争う。【共同】

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