児童が1年かけて作り上げた磁器の力作が並ぶ「有田小やきもの展」=有田小学校

■古賀さんら受賞

 有田町の有田小(樋渡毅彦校長、124人)で「やきもの展」があった。児童が1年がかりで仕上げた力作を、同校卒業生で人間国宝(重要無形文化財保持者)の十四代今泉今右衛門さんらが審査し、学年ごとに今右衛門賞や有田町教育長賞などの各賞を表彰した。

 有田焼発祥の地、泉山磁石場が近くにある同校は、伝統文化教育の一環として13年前から磁器の焼き物教室を全学年で開催。陶芸家や窯業関係者の保護者が毎年指導に当たっている。

 児童は学年ごとに「すてきなどうぶつ」「一輪ざし」などのテーマに沿って制作した。豊かな発想で色や形の細部まで力を入れて作品を作り上げた。

 表彰式では今右衛門さんが子ども時代の思い出や制作の心構えを紹介し「感動する心と、やりたいという思いがあれば、難しいことでもできるようになる」と呼び掛けた。

 赤い花びらがついた器で今右衛門賞を受賞した6年の古賀日和(ひより)さんは「山で見た花をイメージした。中学校に入っても大きな花を開かせるように頑張りたい」と話した。今右衛門賞は1年=柴田瑛太朗さん▽2年=山口菜々さん▽3年=大宅駿希(しゅんき)さん▽4年=北川歓太(かんた)さん▽5年=長今日子さんも受賞した。

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