剣道男子個人決勝 メンを決めて優勝した白石の山口穂高(左)=佐賀市の大和中学校体育館

■同校対決無心のメンで決着

 剣道男子個人は白石の山口穂高(3年)が優勝。地区大会で個人戦出場を辛うじて決めた挑戦者が頂点まで上りつめ、小笠原浩二監督は「これまで見たことのない1番のメンだった。気持ちが乗っていた」と同校から13年ぶりの個人制覇をたたえた。

 白石同士の対決となった決勝。互いに手の内を知るため出方をうかがう時間が長かったが、そこで山口が接近戦を仕掛けた。與賀田湧作(3年)の反則を誘うと、再開直後に隙をつき、「無心で」伸ばした剣が與賀田の面を捉えた。

 引き技を得意とするせいか、後ろに下がる癖があった山口。小笠原監督から常々「前へ前へ」と指南を受け、この日も決勝を勝ち上がるまで保護者や仲間に「下がってるよ」と声をかけられたという。だが、大一番では大きく足を踏み出し、最高のかたちを表した。

 県1、2位を占めた白石。小笠原監督は「部員10人が1日も休まず頑張ってくれた」と他の部員の貢献も挙げ、「勢いそのままに、団体戦でも花を咲かせたい」と意気込んでいた。

 【男子】個人準々決勝 中村俊(龍谷)1-0中村悠(北方)、山口(白石)1-0百武(鹿島東部)、與賀田(白石)1-0栗原(三瀬)、小柳(唐津東)2-0三ケ島(鹿島東部)▽同準決勝

山口1-0中村俊、與賀田1-0小柳

 ▽同決勝

山口 穂高 1-0 與賀田湧作

 【女子】団体予選Aリーグ (1)大和2勝(2)鹿島東部1勝1敗(3)中原2敗▽同Bリーグ (1)昭栄2勝(2)小城1勝1敗(3)有田2敗▽同Cリーグ (1)福富2勝(2)有明1勝11敗(3)鳥栖西2敗▽同Dリーグ (1)相知、上峰1勝1敗(3)白石1勝1敗=代表者戦により、相知が決勝リーグ進出戦へ▽同Eリーグ (1)神埼2勝(2)伊万里1勝1敗(3)嬉野2敗▽同Fリーグ (1)龍谷2勝(2)富士1勝1敗(3)基山2敗▽同Gリーグ (1)北茂安2勝(2)北方1勝1敗(3)厳木2敗▽同Hリーグ (1)三瀬2勝(2)三日月1敗1分(3)鍋島1敗1分=勝者数による

 ▽決勝リーグ進出戦 大和2-1昭栄、相知4-0福富、神埼2-0龍谷、三瀬3-1北茂安

 ▽決勝リーグ (1)大和3勝(2)三瀬2勝1敗(3)神埼1勝2敗(4)相知3敗

(大和は29年ぶり4度目の優勝)

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