ウクライナ壁画プロジェクトの内容を説明するミヤザキケンスケさん=佐賀市白山の県国際交流プラザ

ウクライナのマリウポリ市に描く予定の絵。極寒の地で、手袋の中でさまざまな民族衣装を着た人々が互いに温め合う姿を表現する

■壁画制作、平和の尊さ訴え

 佐賀市出身の画家・ミヤザキケンスケさん(38)が11日、7月に東ヨーロッパのウクライナで壁画を描くプロジェクト「OVER THE WALL」の取り組みを佐賀市白山の県国際交流プラザで紹介した。今年はウクライナと日本の外交関係樹立25周年で、「共存」をテーマに現地の市民や国内避難民たちと壁画を描いて平和の尊さを訴える。

 首都のキエフ市や、2014年のウクライナ危機以降、国内避難民を多く受け入れているマリウポリ市で活動する。寒さが厳しいマリウポリ市にある学校の壁(縦8メートル、横12メートル)には、大きな手袋に入った人々が互いに温め合って共存する姿を描く。

 ミヤザキさんは06年からおととしまで3度ケニアの小学校に壁画を残しており、昨年から世界中に活動を広げようとプロジェクトを立ち上げた。第1回は東ティモールを訪問。今後もミヤザキさんを中心とするメンバーが毎年世界の1カ国を訪れ、壁画を残していくという。

 ミヤザキさんは「今年も佐賀の多くの方に応援してもらっている。いいプロジェクトにして帰ってきたい」と意気込んでいる。

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