石原裕次郎記念館の最終日、記者会見する妻の石原まき子さん(中央)、舘ひろしさん(右)、神田正輝さん=31日午後、北海道小樽市

 戦後のスター、石原裕次郎さんの愛用品を展示する北海道小樽市の「石原裕次郎記念館」が31日、最終日を迎えた。妻のまき子さんは記者会見で「裕次郎はファンの心の中にいつまでも残った」と語り、俳優の舘ひろしさんや神田正輝さんらと共に大勢のファンに感謝の思いを伝えた。1991年の開館以来、小樽の観光名所として親しまれていた。

 最終日は開館前から数百人が列をなす盛況ぶり。記者会見では舘さんが「人を許す人間の大きさが、裕次郎さんの男としての魅力だ」と語り、神田さんも「裕次郎さんの笑顔には魔力があった」と振り返った。

 まき子さんによると、高齢で記念館へ足を運べなかった人たちが多くいるため、来年7月の東京を皮切りに、各地で遺品展を開く構想があるという。

 記念館は裕次郎さんが小樽で幼少期を過ごした縁で開館。老朽化や入場者減を受け、閉館が決まった。展示品の大半は東京都内の自宅に戻し、一部を小樽の美術館や図書館などに寄贈する。【共同】

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