チョコレートで作った「三角縁神獣鏡」=11日午後、福井市

 バレンタインデーに考古学スイーツはいかが-。福井市立郷土歴史博物館で11日、シリコーン製の鋳型にチョコレートを流し込んで古墳時代の銅鏡「三角縁神獣鏡」を再現するイベントが開かれた。

 今年で5回目。会員制交流サイト(SNS)で精巧な出来栄えが話題となり、今回は2日間で36人の定員に全国から249人が応募した。

 直径22センチのチョコを冷やして固めた後、抹茶パウダーを振りかけ青銅のさびを演出。パールパウダーで光沢を出し、本物そっくりに仕上がると「リアル」と歓声が上がった。参加者は箱に入れて食べずに持ち帰った。

 福井市の花野谷古墳で2000年、三角縁神獣鏡が出土。学芸員がレプリカ製作のために準備した型を再利用しようと、石こうを流し込む体験学習を企画し、その後チョコで試して撮った画像がツイッターで反響を呼んだことから始まった。

 石川県野々市市から参加した会社員中川明日香さん(27)は「思った以上に大きくて驚いた。冷やす合間の講義も面白かった」と話した。【共同】

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