唐津市議会の新庁舎建設特別委員会(熊本大成委員長)が25日に開かれた。設計業者選定の2度のやり直しなどで合併特例債が利用できる期限内に工事が終わるのが難しく、工期短縮が課題になる中、議会機能を本庁舎3階に一時移転させる案が浮上した。

 基本計画では現在の有料駐車場部分に1期棟を建設して議会機能をそこに移転した後に議会棟を解体、2期棟を工事する2期工期案が最善とされた。だが、設計業者は工期短縮のために議会機能を大手口別館に仮設移転させて進める1期工事案を提案している。

 両案を比較する中で、執行部は別途、議会機能を本庁舎3階に一時移転させる1期工事案を検討した。櫻庭佳輝総務部長は、コストや議会運営への影響などから「執行部はこの案が一番いいと思っている」と説明した。特別委は来月12日の市議会閉会までに1期か、2期かの考えをまとめる。

 また設計業者の選定が共同企業体1者で進み、その代表企業が設計の前段となる基本計画策定業務を予定価格の1%で落札していた問題で、市はホームページに疑問に答える文書を掲載していることも説明した。「基本計画策定業務の入札で最低制限価格を設けなかったのはなぜ」「(業者選定の)プロポーザルへの参加表明が1者のみになった原因は」など八つの質問に回答している。

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