標高400㍍の棚田で田植えをする参加者=有田町岳

■豊かな自然満喫

 標高400メートルの棚田を使った田植え体験が10日、有田町岳であった。町内や福岡県からの参加者約30人が、泥だらけになって「夢しずく」を植え付け、眼下に広がる棚田の景色を満喫した。

 国見山で最も高い場所にある前田好弘さん(78)の水田約5アールに並んだ参加者は、前田さんから指導を受け、1列ずつ丁寧に植え付けた。ヤモリやカニを捕まえた子どももおり、豊かな自然を体いっぱいに味わっていた。

 福岡市から家族5人で参加した宇賀神ゆめとさん(29)は「景色も良く、泥の感触が気持ちいい」と楽しんでいた。田植え後は棚田米のおにぎりや地区で取れたアスパラやタケノコを使った料理が振る舞われた。

 住民でつくる「岳の棚田環境保全協議会」(岩永愛子会長)が初めて行った。10月に同地区で開催する「棚田Tシャツアート展」に合わせて稲刈りをする。

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