伊万里市で2010年、市などでつくる伊万里グリーン・ツーリズム推進協議会主催のキャンプに参加した小学3年の男児が川で溺死した事故で、佐賀地検は12日、業務上過失致死罪に問われた当時の市観光課長(62)ら男性3人に無罪を言い渡した佐賀地裁判決に対し、控訴しない方針を明らかにした。控訴期限の13日午前0時で、当時の観光課副課長(56)と地元団体代表(60)を含めて無罪が確定した。

 大山輝幸次席検事は「証拠を精査した結果、判決を覆すことは難しいと判断した」と説明した。

 事故を巡っては5人が起訴され、当時の地元団体幹部(64)と市観光課職員(48)が、溺れるのを防止する注意義務があったなどとして罰金の有罪判決を言い渡された。両被告は12日までに福岡高裁に控訴した。

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