佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、柳川市の金子健次市長は12日、市として独自に計画に対する論点整理をまとめる考えを示した。機体の安全性や米軍利用、生活環境への影響など佐賀県の論点整理と類似した内容になる見通しだが、「柳川市独自の論点も盛り込む」(市生活環境課)という。

 佐賀新聞の取材に答えた。金子市長は、6日の市議会特別委員会で議会側から論点整理を求める質疑があったことも踏まえ「市として論点整理が必要だと思っている」と説明した。取りまとめの時期については「急がなければならないと考えているが、現時点では言えない」と答えた。柳川市は九州防衛局との間で3回、質問をやりとりしており、その回答などをベースに整理する。佐賀県と同様に素案を市議会や市民に示して意見を聞き、その上で最終的な論点整理をまとめる。

 佐賀県が5月末に論点整理の素案を公表したことに対し「動き出したなという印象」としながら、内容に関しては「柳川市としてコメントできない」と述べるにとどめた。今後、「(反対姿勢を示している)佐賀県の漁協で結論がどう出るか。注視したい」と語った。

■緊急着陸の機体修理を終え離陸 米軍、奄美空港から

 【共同】米軍の新型輸送機オスプレイ1機が10日夜に鹿児島県奄美大島の奄美空港に緊急着陸したトラブルで、機体は11日午後4時半すぎ、修理を終え、空港から離陸した。米軍側の施設などに向かうとみられる。

 空港では午前中から米軍関係者らが機体を点検し、在沖縄米軍も別のオスプレイで要員や修理部品を運び、整備作業を進めていた。鹿児島県によると、奄美空港はこの日、通常通り運用を開始した。トラブルによる民間機への影響はなかったという。

=オスプレイ 配備の先に=

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