南阿蘇村の写真家・長野良市さんが撮影した被災地の写真が並ぶ=上峰町ふるさと学館

 熊本地震から1年に合わせ、被災地を写した写真展「ゼロの阿蘇」が上峰町ふるさと学館で開かれている。倒壊した建物や押しつぶされた車、避難した学生たちなど、地震直後の様子を伝える写真27点が並ぶ。23日まで。

 南阿蘇村出身・在住の写真家、長野良市さんの作品展。復興支援の必要性を再認識するとともに、自然災害への備えを考える機会にしようと、「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の一環で開いた。

 倒壊した阿蘇神社や崩落した阿蘇大橋の惨状を生々しく切り取っている一方、南阿蘇鉄道の線路復旧作業にあたる学生ボランティアの奮闘ぶりを収めた作品も。親子で訪れた町内の江頭麻美さん(35)と里桜ちゃん(5)は「こんなにひどい被害だったとは。悲しいことだし、自分たちの身に起きたらと思うと怖い。日ごろの備えを大切にしなければ」と見入っていた。

 入場無料。開場時間は午前10時から午後6時まで。月曜休館。問い合わせはふるさと学館、電話0952(52)4934。

(大橋諒)

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