世界文化遺産「三重津海軍所跡」のガイダンス施設について論議する基本計画策定委員会(会長・有馬學福岡市博物館館長)が9日、佐賀市立図書館であり、市は2021年度までに施設を整備するスケジュールを示した。史跡に隣接する佐野常民記念館を活用するか、新設するかも論議し、市は活用案を推した。

 ガイダンス施設の整備場所を巡り、市は記念館活用案と新設案の2案を示した。活用案では、史跡と隣接している点やコスト面、早期に整備しやすい点などの利点を挙げた。一方、新設案は景観への影響や整備にかかる期間、コスト面で活用案に劣ると説明した。

 委員からは、活用案に対し、「記念館の増床は考えているか」「記念館本来の設立趣旨は尊重すべき」などの意見が出た。市は佐野常民に関する展示を記念館に残した上で、今後まとめる展示内容によっては記念館の増床も視野に入れる考えを示した。

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