小城市は12日、牛津保健福祉センター「アイル」と隣接する総合公園を利活用した事業に関し、民間コンサルタントに委託した計画の調査報告書を明らかにした。アイルと総合公園を再整備し、スポーツ合宿所や商業施設を併設する内容で、民間資金を活用した総事業費は37億円に上ると試算している。

 事業は健康福祉プロジェクトの一環で、3月の市長選で江里口氏が「アイル資源磨き」と称し、公約に掲げていた。江里口秀次市長は同日の市議会一般質問で「厳しい財政状況を考えれば、(市)単独でやれる事業ではない。(民間の)報告書をそのままうのみはしない」と述べつつ「(市長)任期中に推進したい」と実現に意欲を見せた。

 一方、議員からは「小城町の交流施設のように追加工事がかさみ、事業費が膨らみかねない」「既設の温泉施設を生かし身の丈に合った計画にすべき」と批判の声が上がった。

 報告書によると、整備は2段階で、第1期はアイルや総合公園の敷地面積約8万5千平方メートルを多目的グラウンドの整備など機能強化し、事業費約15億円を見込む。第2期は体育館や、スポーツ分野に特化した宿泊施設、競技施設の整備のほかに、商業施設(約800平方メートル)を計画し、事業費は約22億円。

 一般質問で松尾義幸議員(共産)、中島正樹議員(無所属)がただした。

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