農業経営の心構えをアドバイスする田代稔社長=佐賀市のグランデはがくれ

 地域農業の担い手となる若い経営者を応援するためのセミナーが29日、佐賀市で開かれた。新規就農者や就農予定者らが専門家の助言を受け、農業経営の心構えを学んだ。

 農業経営アドバイザーの資格を持つエムエス経営支援の田代稔社長が講師を務めた。異業種からの参入など農業を取り巻く経営環境の変化に触れ、「良いものさえ作れば売れるというのは時代遅れ」と指摘。「売る力を持った者が価格の主導権を握る」とし、農畜産物の販売を人任せにするのではなく、出口戦略を意識する重要性を強調した。

 競争に勝ち残るためには農業経営のビジョンを持ち、自らの「強み」を補強することが必要と語った。今後経営者を目指す若者に対し、「人のせいにしなければ改善の方法が見つかる」とアドバイスした。

 セミナーは、JAグループ佐賀県域担い手サポートセンターが主催した。

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