芸術学部の学生や体験講座を受講した中高生の作品を取り出した柿右衛門様式窯の窯開き=福岡市東区の九州産業大学

 九州産業大学(福岡市東区)構内にある柿右衛門様式窯で窯開きがあり、芸術学部や同大学院芸術研究科の学生、大学主催の体験講座を受講した中高生の作品など約500点が取り出された。

 窯焚(た)きは1週間、9人の学生が交代で薪を燃やし続けた。芸術学部の梶原茂正教授が窯を開け、まだ50度近い熱気が残る内部から皿や湯飲み、つぼなどが運び出された。学生たちは焼き上がった作品を手に取り、全体のバランスや色の出方を確認していた。

 柿右衛門様式窯は、同大学院芸術研究科教授だった十四代酒井田柿右衛門氏が「芸術を志す若者に伝統工芸の奥深さを感じてほしい」との思いを込めて2000年10月に設置した。窯開きは年3回程度のペースで実施しており、今回で55回目を迎えた。

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