少林寺拳法男子組演武決勝 迫真の演技で4位入賞した武雄の木寺悠太(左)と武富翼=宮城県塩釜市の塩釜ガス体育館

少林寺拳法男子団体演武決勝 昨年より順位を上げて7位となった武雄の演技=宮城県塩釜市の塩釜ガス体育館

■速さ磨き躍進、団体も7位

 トップから6位までが1点差内にひしめき合う紙一重の優勝争いだった。少林寺拳法男子組演武は、木寺悠太・武富翼(武雄)が春の全国選抜に続き4位入賞。上級生とのペアで昨年8位だった木寺は「1点差で負けて悔しい。でも今までの中で一番いい演技だった」と、1年前より明るい表情を見せた。

 前回大会後、木寺は同学年の武富とペアを組み、近年の高校トップ選手の傾向などを研究。静止を短くし、より速さを重視した演武に磨きをかけてきた。

 決勝では3組が最高の265点でメダルを確保。木寺・武富組は他の2組と264点で並んだが、技術度の点数差で4位となった。昨年同種目で予選落ちした武富は「悔いを残さないことを目指していた。完全燃焼できた」とすがすがしかった。

 さらに木寺、武富が加わる団体演武も昨年より一つ順位を上げて7位となった。6位入賞には一歩届かなかったものの、主将の木寺は「よくついてきてくれた。みんなに感謝したい」と喜んだ。

 武富と6歳差の実兄でもある武富慎監督は「今年は多くの先生に見てもらい、他の学校にも出向いて多くを学んだ」と語る。今大会もレベルアップを示した武雄勢。休む間もなく、悲願の総体メダルへ向けた鍛錬の日々がまた始まる。

 ▽男子団体演武決勝(7)武雄(木寺、武富、野沢、北、諸隈、山口)262点

 (演技者は6人)

 ▽同組演武決勝(4)武雄A(木寺、武富)264点

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