新設された古湯温泉郷の広場=佐賀市富士町

 佐賀市富士町の古湯温泉郷に、観光客などが集まれる広場が登場した。温泉宿が軒を連ねるも、観光客や地域住民が交流する場所が少なかったことから市が新たに整備した。ベンチやあずまやを設置し、街のシンボルとして活用する。

 広場は約160平方メートルで、温泉郷の中心部にある英龍温泉の向かい側。温泉旅館や泊まれる図書館などへ徒歩圏内の好立地にある。竜をモチーフにした全長約20メートルのベンチや、電源が備え付けられたあずまやがあり、地区の催しなどにも活用していく。

 街の景観を統一しようと市が2010年度から取り組んでいる古湯・熊の川地区の街なみ環境整備事業の一環。英龍温泉の駐車場だった場所を6カ月かけて整備、3月末に完成した。総事業費は約1500万円。

 古湯自治会の山口澄雄会長は「古湯温泉郷は入り口にモニュメントはあるが、温泉街を象徴するものがなかった。観光客に古湯温泉を認識してもらい、活性化につなげたい」と話している。

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