■国語記述式は民間が採点

 2020年度に大学入試センター試験から替える予定の「大学入学希望者学力評価テスト」で、民間の検定試験を利用するとしていた英語について、検定試験は2回まで受けられ、結果の良い方の成績を採用する案を文部科学省が検討していることが14日、分かった。

 国語の記述式問題は、解答文字数が80字以下の少ないものは民間業者が、多いものは大学などが採点する案をこれまで示していたが、両方とも民間業者に任せる方向で調整している。

 ただ、これらの案には省内外に異論もあり、検討や修正を重ねた上で、6月に新テストの実施方針として公表する予定。

 英語はセンター試験でみている「読む・聞く」力に加えて、新テストでは「書く・話す」力も評価する。英検など民間の検定試験を利用するが、成績は点数ではなく、語学力の国際標準規格「CEFR(セファール)」に基づいた段階別で示す方法を採用。成績を大学の2次試験の得点に加算したり、出願要件にしたりすることを見込む。

 検定試験を受けるのは高校3年の4月から12月までの間とし、浪人生が受ける時期は別途検討する。「読む・聞く」力をみる試験は、新テストに移行した後も、大学入試センターで引き続き実施する案も出ている。

 国語の記述式問題は、3問程度を出題。試験時間は現在の80分から延長し、記述式問題の成績は段階別で示す方針という。【共同】

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