鳥栖―鹿島 前半20分、先制ゴールを決める鳥栖FW豊田=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 エース豊田が今季9点目となる決勝点で、第1ステージ王者の鹿島を沈めた。強豪からつかみ取った大きな勝ち点3に、お立ち台で「また見に来たいと思ったのでは」と誇らしげにスタンドに呼び掛けた。

 前半20分、MF鎌田のシュートがクロスバーにはじかれると素早く詰めた。「大地のは惜しいシュートだったけど、うまく詰められた」(豊田)と、跳ね返ったボールを頭で押し込んだ。

 エースらしさは好機を逃さないところだけではない。空中戦ではつぶれ役をいとわず、前半31分にはGK林のクリアミスに飛び込もうとした相手FW金崎に触らせずにクリア。「青木さんのために、何としても勝ちたかった」(豊田)と守りでも体を張り続けた。

 駆け付けた約1万2千人のサポーターに「これだけ来てもらえるからこそ、いい姿を見せられる」と豊田。「率直にうれしい」と勝利の味をかみしめたが、「毎試合、楽な相手はいない」とすぐに表情を引き締めていた。

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